お財布の中に、レシートや使っていないカード、期限の切れたクーポンなどがたまっていませんか?
「まだ入るから」とそのままにしていると、必要なカードがすぐに見つからなかったり、レジの前で「あれ、どこに入れたっけ?」と探したりすることもありますよね。
そこでおすすめしたいのが、5分でできるお財布整理。
お財布は範囲が小さく、中に入っているものも限られているので、片づけが苦手な方でも取り組みやすい場所なんですね。
「全部出す→一つずつ判断する→必要なものを戻す」という片づけの基本も、短い時間で経験できますよ。
片づけに必要な「判断筋」を鍛える最初の場所としても、お財布はおすすめです。
片づけが苦手なら、小さなお財布から始めてみよう
「片づけよう!」と思っていきなり家全体やクローゼットから始めると、たくさんのものを一度に判断することになります。
残す?
手放す?
どこに戻す?
一つずつ考えているうちに疲れてしまい、途中で片づけをやめてしまうことありませんか?
その点、お財布は範囲が最初から決まってるんですね。
中に入っているものも限られているので、「全部出す→判断する→戻す」という一連の流れを短時間で経験できるのがポイント。
小さな場所でも、
「全部確認できた」
「必要なものを選べた」
「最後まで片づけられた」
という経験ができれば、それも立派な片づけ。
最初から大きな場所に挑戦するのではなく、まずは小さなお財布から始めてみましょう。
お財布整理は4ステップ!まずは「全出し」から
お財布整理も、基本はカバン整理と同じです。
一つずつ中から取り出して確認するのではなく、まずは中身を全部出して、何を持っているのか見える状態にします。
やることは4つだけです。
① お財布の中身を全部出す
まず、お財布の中に入っているものを全部出します。
お札、小銭、クレジットカード、ポイントカード、レシート、クーポンなど、ポケットに入っているものも含めて一度すべて出してみましょう。
お財布の中に入れたまま確認するのではなく、全部出して並べるのがポイントです。
全出しすると、
「こんなレシート、まだ入ってたんだ」
「このカード、最近使ってないな」
「このクーポン、もう期限が切れてる」
など、入れっぱなしになっていたものにも気づきやすくなるんですね。
まずは、お財布の中に「何が」「どれだけ」入っていたのかを確認するところから始めます。
② 一つずつ「今、お財布に必要?」と判断する
全部出したら、一つずつ手に取って判断していきます。
ここで考えたいのは、
「まだ使える?」
ではなく、
「今、お財布に入れて持ち歩く必要がある?」
です。
例えば、毎日のように使うカードなら、お財布に入れておく必要があるかもしれません。
使うことはあるけれど毎日持ち歩く必要がないものなら、家で保管するという選択肢もあります。
もう使わないものなら、処分するという判断になるかもしれません。
大きく、
①「お財布に戻す」
②「家で保管する」
③「処分する」
の3つに分けてみると判断しやすくなりますよ。
「入るから入れておく」のではなく、「今の自分がお財布に入れて持ち歩く必要があるか?」を基準に選んでみてください。
③ 不用なレシートや期限切れのものを出す
次に、役目を終えたものをお財布から出します。
不用になったレシート、期限の切れたクーポン、もう使わないものなど、一つずつ確認していきましょう。
ここでも「とにかく減らす」ことが目的ではありません。
必要なレシートなら、必要な場所へ保管する。
まだ使うクーポンなら、期限を確認して残す。
もう必要ないと判断したものだけを、お財布の外へ出す。
大切なのは、「これはどうする?」を自分で決めることです。
④ 必要なものだけお財布に戻す
最後に、「お財布に入れて持ち歩く」と決めたものを戻します。
よく使うカードなどは、自分が取り出しやすい場所へ戻しておくと、お会計の時にも探しやすくなりますよ。
お財布の形や使い方は人によって違うので、正解の入れ方が一つあるわけではありません。
自分がよく使うものを、自分が使いやすい場所へ。
「空いているところに入れる」のではなく、「ここに戻す」と定位置を決めておくと、使う時にも戻す時にも迷いにくくなりますよ。
これで、お財布整理は完了になります。
レジでもたつかないお財布にするコツ
お財布を整理する目的は、見た目をきれいにすることだけではありません。
必要なものが必要な時に、すぐ取り出せる状態にしておくことも大切なことなんですね。
例えば、よく使うカードが何枚ものカードに埋もれていると、レジの前で探すことになります。
レシートやクーポンがたくさん入っていれば、お札やカードを取り出す時に邪魔になることもありますよね。
よく使うものを取り出しやすい場所に戻して、使い終わったものを定期的に外へ出す。
それだけでも、お会計の時に「あれ、どこだっけ?」と探す時間を減らしやすくなりますよ。
大切なのは、たくさん入るお財布を作ることではなく、自分が使いやすい状態を保つことです。
お財布整理で大切なのは「捨てること」ではない
お財布整理というと、「カードを減らそう」「レシートを捨てよう」と思うかもしれません。
でも、私がお財布整理で大切にしてほしいのは、ものを減らすことそのものではないんですね。
大切なのは、
「これは今の私に必要?」
と、一つずつ自分で考えて選ぶことです。
毎日使うカードなら残していい。
必要なレシートなら保管していい。
今は使っていなくても、自分にとって持ち歩く理由があるなら、それも一つの判断です。
反対に、
「なんとなく入れっぱなしだった」
というものなら、本当にお財布に入れておく必要があるのか考えてみる。
残すか、戻すか、手放すか。
自分で一つずつ選ぶことが大切です。
最初から5分で終わらなくても大丈夫
初めてお財布の中身を全部出すと、思った以上にいろいろなものが入っているかもしれません。
一枚のカードを前にして、
「これ、まだ使うかな?」
と迷うこともあると思います。
そんな時に、無理やり5分以内に終わらせる必要はありません。
このシリーズの「5分」は、5分を過ぎたら失敗という意味ではありません。
一度整理して、必要なものがある程度決まってくれば、その後のお財布リセットは短時間でできるようになります。
最初は時間がかかっても大丈夫。
まずは自分のペースで、一つずつ判断してみてください。
お財布は「判断筋トレ」の入口におすすめ
私は、片づけで必要になる判断する力を「判断筋(はんだんきん)」と呼んでいます。
片づけでは、ものを手に取るたびに、
「残す?」
「戻す?」
「手放す?」
といった小さな判断を繰り返しています。
お財布は中に入っているものが少なく、範囲も小さいので、この判断の練習をするのにぴったりなんですよ。
いきなり家中のものを何百個も判断する必要はないんですね。
まずは、カード一枚、レシート一枚から。
「これは今、お財布に必要?」
と考えて、自分で答えを一つ出してみる。
その小さな判断を積み重ねていくことで、少しずつ自分で選ぶ練習ができます。
お財布ができたら、次はカバンを整理してみよう
お財布の整理ができたら、次は少しだけ範囲を広げてみませんか?
次におすすめしたいのが、毎日使うカバンです。
カバンもお財布と同じように、
「全部出す」
「一つずつ判断する」
「必要なものを戻す」
という流れで整理できます。
さらに帰宅後にカバンをリセットして翌日に必要なものまで準備しておけば、忙しい朝のバタバタや忘れ物を減らすことにもつながるんですね。
お財布からカバンへ。
いきなり大きな場所を片づけるのではなく、自分が取り組みやすい小さな場所から少しずつ範囲を広げていきましょう。
まとめ|まずはお財布から一つ出してみよう
お財布整理の手順は4つです。
① お財布の中身を全部出す
② 一つずつ「今、お財布に必要?」と判断する
③ 不用なものをお財布から出す
④ 必要なものだけ戻す
目的は、お財布の中身をたくさん捨てることではなく、
今の自分に必要なものを、自分で選ぶこと。
今日、お財布を開いたら、中から一つだけ取り出してみてください。
そして、
「これは今も、お財布に入れておく必要がある?」
と考えてみる。
残すでも、家に戻すでも、手放すでも大丈夫です。
自分で一つ決める
⇒ それが判断筋トレ
