【片づけ感情住民図鑑】「捨てて後悔」で片づけが止まるあなたへ|後悔もち子ちゃん

「捨てて後悔しそう」で片づけが止まりやすい感情住民・後悔もち子ちゃんのキャラクター画像

片づけたい。

でも、手放したあとに「やっぱり残しておけばよかった」と思うのが怖い。

今決めてしまったら、あとで取り返せないかもしれない。

昔、手放して後悔したことがある。

誰かから、「それ、捨てなきゃよかったのに」と言われたことがある。

そんな記憶までよみがえって、何度も同じモノを手に取っては戻してしまう。

そんな時、心の中に顔を出しているのが、後悔もち子ちゃんかもしれません。

後悔もち子ちゃん(ゆつきワールド キャラ図鑑)

後悔もち子ちゃんとは?

後悔もち子ちゃんは、

「手放したあと、必要だったって思ったらどうしよう」

「捨てなきゃよかったって後悔するかもしれない」

「今決めたら、あとで取り返せないかも」

そんな時に現れやすい感情住民です。

たとえば、

・手放したあとに必要になる場面を想像してしまう
・あとで気が変わるのが怖くて決められない
・一度手放したら戻ってこないと思うと不安になる
・以前手放して後悔した経験を思い出す
・決めたあとに自分を責めそうで動けない

という時。

「今は使っていない」ということは分かっていても、過去の後悔や失敗したくない気持ちが強くなると今の判断が止まりやすくなります。

「捨てて後悔」は、過去の不安を今の判断に持ち込む言葉

後悔もち子ちゃんが強くなる時、頭の中には未来だけではなく過去の記憶も混ざっていることがあります。

以前、手放してから必要になったこと。

「あれ、残しておけばよかった」と思ったこと。

周りから、「なんで捨てたの?」と言われたこと。

そんな経験があると、今目の前にあるモノまで、「また同じことになるかもしれない」と感じやすくなります。


でも、前に後悔したモノと、今迷っているモノは本当に同じでしょうか。


過去の不安は、今の判断材料のひとつ。

でも、今の答えそのものではありません。

こんな時に現れやすい

後悔もち子ちゃんが出やすいのは、

・買い直しが難しいもの
・限定品や廃盤品
・思い入れのあるもの
・人からもらったもの
・高かったもの
・昔よく使っていたもの
・また必要になるかもしれないと感じるもの
・一度手放したら取り戻せないと思うもの
・以前似たモノを手放して後悔したことがあるもの

など。

「今決めて本当に大丈夫?」

「あとで気持ちが変わったら?」

「また後悔するんじゃない?」

そんな言葉が浮かんだら、後悔もち子ちゃんが前に出ているかもしれません。

後悔もち子ちゃんの口癖

「あとで後悔したらどうするの?」

「やっぱり残しておけばよかったって思うかも」

「今決めなくてもいいんじゃない?」

「前にも捨てて後悔したことあるよね?」

「もう二度と手に入らなかったらどうするの?」


そんな言葉が浮かんだら、「あ、もち子ちゃんが来たな」と気づいてみてください。

後悔もち子ちゃんにも、ちゃんと理由があります

後悔もち子ちゃんは、片づけを邪魔する悪者ではありません。

その奥には、

「失敗したくない」
「自分の判断を間違えたくない」
「大切なものを失いたくない」
「未来の自分を困らせたくない」
「あとで自分を責めたくない」
「納得できないまま手放したくない」

そんな気持ちがあります。

だから、「後悔なんて気にしないで捨てればいい」と、無理に押し切らなくて大丈夫。


まずは、「私は、後悔するのが怖いんだな」と気づけたらOKです。

過去の後悔と、今の判断を分けて考える

過去に手放して後悔した経験があると、その記憶はかなり強く残ります。

でも、一度後悔したからといって、これから手放すすべてのモノで同じ後悔が起こるわけではありません。


大切なのは、「あの時は後悔した」と「今回はどうしたい?」を分けて考えること。


過去の自分の経験は、今の判断を助ける材料にしていい。

でも、過去の不安に、今の決定権まで渡さなくていいんです。

後悔もち子ちゃんが強いと起こりやすいこと

後悔もち子ちゃんが強く出ると、

・何でも保留にしてしまう
・決めるまでにすごく時間がかかる
・同じモノを何度も見直して疲れる
・「今じゃなくてもいい」で判断を先延ばしする
・手放したいのに、取り返せないことが怖くて動けない
・残したあとも「本当にこれでよかった?」と迷う
・手放したあとも何度も答え合わせをしてしまう
・過去の失敗を、今の判断にそのまま重ねてしまう

ということが起こりやすくなります。

「後悔したくない」という気持ちが悪いのではありません。

その不安に決定権を渡したままになると、何も選べなくなってしまう。

そこが、片づけを止めやすくするポイントです。

判断筋トレ|後悔もち子ちゃんが出てきたら

迷った時は、こんな問いを使ってみてください。

・私は何を後悔するのが一番怖い?
・その不安は、今のモノから来ている?
・それとも過去の経験から来ている?
・前に後悔した時と、今回では何が違う?
・今の私は、本当にこれを必要としている?
・「残した後悔」と「手放した後悔」、どちらが大きそう?
・手放すなら、どんな方法なら納得しやすい?
・売る、譲る、残す、保留するなら、どれが一番しっくりくる?
・保留するなら、いつまで?
・未来の自分に、「あの時こう考えて決めた」と説明できる?
・今の自分が出した答えを、自分で尊重できそう?

「後悔しない答え」を探し続けるのではなく、「今の自分が納得できる答え」を探していきます。


その積み重ねが、判断筋を育てていきます。

後悔をゼロにしなくていい

ここは、とても大事です。

どれだけ考えて決めても、「あれ、残しておけばよかったかな」と思うことはあります。


人の気持ちは変わります。

暮らしも変わります。

未来のことを、完全に予測することはできません。


だから私は、「後悔しない片づけ」より「納得して決める片づけ」を大切にしています。


後悔をゼロにすることはできなくても、「あの時の私は、ちゃんと考えて決めた」と思える判断はできます。

保留は、決めないことではなく「今は決めない」と決めること

どうしても不安が強い時は、すぐに手放さなくても大丈夫。

保留してもいいと思います。


ただし、何となく戻すのではなく、「今は保留する」と自分で決める。


そして、「いつ見直す?」までセットにします。

1か月後

半年後

次の衣替え

引っ越し前

期限が来た時に、

その間に使った?

必要になった?

気持ちは変わった?

と、もう一度確認します。


保留は、判断を放棄することではありません。

もう一度判断するために、時間を取る方法です。

判断の記録を残すのもひとつ

後悔もち子ちゃんが出やすい人には、「なぜこの答えを出したか」を少しだけ残しておくのもおすすめです。


たとえば、

「3年間使っていない」

「買い直せる」

「今の暮らしには必要ない」

「写真に残した」

「譲り先が決まった」

など。


あとで、「本当に手放してよかった?」と思った時に、その時の自分が何を考えて決めたのかを確認できます。


自分の判断を、未来の自分に説明するためのメモ


これも、判断筋を育てる練習になります。

「残す」ことにも後悔はある

後悔というと、手放した時だけを想像しやすいですよね。

でも、残したことで生まれる後悔もあります。


何年も場所を取っていた。

管理し続けて疲れた。

結局一度も使わなかった。

もっと早く手放せばよかった。

そんなこともあります。


だから、「手放したら後悔するかも」だけではなく、「残し続けたら、私はどう感じる?」も一緒に考えてみます。

どちらにも、絶対の正解はありません。

だからこそ、今の自分がどちらを選びたいかが大切です。

まとめ|後悔もち子ちゃんが現れたら

後悔もち子ちゃんは、

「また失敗したらどうする?」

「あとで自分を責めたくないよ」

と、不安を教えてくれる住民です。


その声を、無理に消す必要はありません。


でも、過去の後悔をそのまま今の答えにしなくてもいい。

前はどうだった?

今回はどう?

今の私は何を必要としている?

残したい?

手放したい?

保留したい?


過去の経験は参考にする。

でも、最後の判断は今の自分です。


後悔をゼロにするのではなく、「今の私は、これでいい」と思える答えを一つずつ選ぶ。


その積み重ねが、過去の不安に振り回されず、自分の判断を少しずつ信じていくことにつながります。

あなたの中には、どの感情住民がいる?

後悔もち子ちゃん以外にも、片づけを止めやすい感情住民がいます。

「私はどの住民が出やすいんだろう?」

と思った方は、片づけ感情住民をチェックしてみてください。

[片づけ感情住民を見てみる]

「後悔したくない」で決められない方へ

片づけで大切なのは、絶対に後悔しない答えを探すことではなく、

「今の私は、これでいい」

と思える答えを自分で選べるよう